和の手法が活かせるか?

あるお客さんから呼ばれました。合い見積を取るので仕様説明会に来てくださいと。

指定された場には、ウチを含め3社来ました。少し早く集まったので業者だけの空間です。僕は、こういう場で業者同士が話ししてはいけないという思いがあるため、黙っています。

ある業者が僕に名刺を出してきました。
「どうも。えー、以前お会いしてましたっけ?」
はい。実はこの方とは、お会いしています。某会で2度ほど。お酒も酌み交わしました。
「そうですね。○○会でお会いしてます。」
「ああ、そうですよね!そうそう、音楽をされてましたよね!」
「はい。この前ニシバルカンの歌、歌いました。」
「ああ!ニシバルカン!そうなんですか~」
楽しく会話したいところですが、見積のライバルという立場から、控えめになってしまいます。

さて。こういう場合どうすべきか。
「和の手法」で考えれば、その業者さんとも仲良く繋がって“互恵”を目指すのが良いとも思いますが、今回は「取るか取られるか」の見積合戦。この状況内で“互恵”というのは、今の僕には難しい概念です。

「金持ちけんかせず」とか「衣食足りて礼節を知る」などの言葉がありますが、人間って生活に余裕が出来ないと、心も窮屈になってしまうのかもしれません。会社も同じか?

独自の役立ち方を磨く「特異貢献」に至らぬまま、こういう考えが頭をもたげるってのは、まだまだ修行が足らないって事かな。

投稿者プロフィール

たきちゃん
愛知県北名古屋市に住むたきちゃんの日常。

印刷・動画・Web制作の株式会社龍巳堂で社長をやっております(^_^)

仕事や趣味の他各種団体での活動などを書いております。

和の手法が活かせるか?” に対して2件のコメントがあります。

  1. 伝道ごけいなおせわ より:

    > まだまだ修行が足らないって事かな。
    はい。

  2. たきちゃん より:

    シンプルに、ありがとうございます。今は正直こんな感じです。

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