NAS上のショートカットが突然ブロックされる
NAS上のショートカットが突然ブロックされるようになった話
最近、社内NAS「Buffalo TS5420」内のフォルダからショートカットを作成したり、NASに保存してあるファイルへのショートカットを開いたりすると、Windowsの警告が出るようになりました。
最初に表示されたのは、「これらのファイルは、コンピューターに害を及ぼす可能性があります」という警告。さらにショートカットを開こうとすると、「スマート アプリ コントロールが安全でない可能性のあるファイルをブロックしました」と表示され、ファイルを開くことすらできません。

これまでは普通に使えていたため、直前に行ったNASのネットワーク設定変更が影響したのかと思いました。しかし、NASには正常にアクセスでき、ファイルの読み書きにも問題ありません。
そこでWindowsの「インターネットのプロパティ」を開き、「ローカル イントラネット」の設定で「すべてのネットワーク パス(UNC)を含める」にチェック。さらにNAS名を、仮に「OFFICE-NAS」とすると、
file://office-nas
という形式でローカルイントラネットに追加しました。しかし、パソコンを再起動しても状況は変わりませんでした。
次に「スマート アプリ コントロール」をOFFにしたところ、完全なブロックは解除され、「開く」を押せばショートカットを使用できる状態にはなりました。ただし、今度は「このファイルの作成者を確認できません。このファイルを開きますか?」という警告が毎回表示されます。
ここで、同じフォルダへ別の表記でアクセスしてみたところ、原因が判明しました。
普段使っている、
Z:\業務データ\案件A\申込フォーム
というZドライブ経由では警告が出るのに、
\\OFFICE-NAS\共有フォルダ\業務データ\案件A\申込フォーム
というパスで開くと、警告が出なかったのです。
後者は「UNCパス」と呼ばれるもので、ネットワーク上の機器名と共有フォルダ名を使い、目的の場所を直接指定する正式な表記です。Zドライブは、この長いネットワーク上の住所を「Z:」というドライブ記号に置き換えたものにすぎません。
本来はどちらもまったく同じ保存場所ですが、今回のWindows環境では、Zドライブ経由を「信頼できない場所」、UNCパス経由を「ローカルネットワーク」として別々に判定していたようです。
最終的には、NASの共有フォルダをUNCパスで開き、そのフォルダへのショートカットをデスクトップやクイックアクセスに登録することで回避できました。
NASや保存ファイルが壊れたわけではなく、Windows側のセキュリティ判定による問題でした。同じNAS内の同じフォルダなのに、Zドライブなら危険、UNCパスなら安全――何とも納得しづらい仕様です。
※本文中のNAS名、共有フォルダ名およびフォルダ構成は、説明用の架空の名称です。
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愛知県北名古屋市に住むたきちゃんの日常。
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