AIがIllustratorを直接操作して絵を描く時代になってる

先週リリースされたChatGPT 6 Astraを使って、ちょっと面白い実験をしてみました。

サブパソコンに入れてあるAdobe Illustratorを、ChatGPTに直接操作してもらったのです。

今回お願いしたのは、こんなロボットキャラクターを描く作業。

一見すると、

「AIにキャラクターを描いてもらっただけでしょ?」

と思われるかもしれません。

でも、今回ちょっと違うのは、いわゆる画像生成AIでPNGやJPEGの画像を作ったわけではないということ。

ChatGPTがIllustratorを操作して、ペンツールなどを使いながら実際に図形を作っていきます。

つまり、完成したものはちゃんとIllustrator上のベクターデータ

丸や線、色などがIllustratorのオブジェクトとして作られているので、あとから自分で形を変えたり、色を変更したり、大きさを変えたりすることも簡単です。

これは印刷屋としては、かなり面白い。

これまでAIにチラシやイラストを作ってもらう場合、最終的には画像として出てくることが多く、

「ここだけもう少し右へ」
「この丸だけちょっと大きく」
「この文字を変更」

みたいな、印刷現場では当たり前の微調整がかなり面倒でした。

でもIllustratorの編集可能なデータとして作ってくれるのであれば、話はかなり変わってきます。

今回は非常にシンプルなキャラクターですが、これがさらに進化していけば、

「この原稿と写真を使ってA4チラシを作っておいて」

とお願いしておいて、翌朝パソコンを開いたらIllustratorのデータが完成している。

……なんてことも、そんなに遠い未来ではない気がします。

デザイン会社や印刷会社にとっては、AIが「素材を作ってくれる道具」から、いよいよ制作ソフトを一緒に操作してくれるスタッフのような存在になっていくのかもしれません。

ただし。

今回やってみて分かったことが一つ。

まあまあトークンを食います(笑)。

Illustratorを開いて、画面を確認しながら操作して、また確認して修正して……という作業になるので、普通のチャットとは消費量が全然違います。

20ドルプランで使っている身としては、

「おお、すごい!」
「これは仕事で使えるぞ!」

と思う一方で、

「……これ、本格的に使い始めたら上限すぐ来るんじゃない?」

という別の問題が出てきました。

いよいよ100ドル、200ドルクラスのプランを本気で検討するフェーズに入ってきたのかもしれません。

AIに毎月そんな金額を払うのか……と少し前なら思っていましたが、Illustratorを直接操作して仕事をしてくれるところまで来ると、見方も変わりますね。

「AIの利用料」と考えると高い。

でも、

「毎月数万円で働いてくれる制作アシスタント」

と考えると……。

うーん。

だんだん話が変わってきました(笑)。

これからもう少しIllustratorでいろいろ試してみようと思います。

投稿者プロフィール

たきちゃん
愛知県北名古屋市に住むたきちゃんの日常。

印刷・動画・Web制作の株式会社龍巳堂で社長をやっております(^_^)

仕事や趣味の他各種団体での活動などを書いております。

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