入札で戦い続けるが負ける

今日は北名古屋市の指名競争入札の日。

この日に備え1週間、仕様書とにらめっこし、電卓を叩いて数字と格闘してきました。

今日の入札参加件数は3件ですが、その他の見積合わせも含めると10件ほどの案件があり、それぞれに3~10以上の種類やパターンがあるため、全部合わせると100近い見積計算をすることになります。

当然、丸一日かけても済む話ではなく、かなりの時間を割いて計算をします。

高い数字を出すとテキトーに逃げてると言われるし、万一安すぎる数字で落札すると、最悪赤字にもなりかねません。

そのため非常に神経をすり減らします。

さて…そんな苦労を重ねた1週間。

入札の結果は…。

残念!
どれも落札に至りませんでした!

今回も、岐阜や三河から攻めてきた印刷業者に持って行かれてました。

どの案件も5社ほど参加しておりますが、地元の北名古屋市に本社を置くのは、我が龍巳堂だけ。

数百人規模の大会社が入札に参加するようになり、地元の小さい会社が戦える舞台では無くなっています。

それでも戦い続けてきました。

なぜなら北名古屋市は龍巳堂の地元だから!

龍巳堂の売りは、北名古屋市に根付いた印刷会社であること。

近いからこそのスピードと小回りのよさ、地元だからこそ分かる情報や知識、そしてネットワーク。
(そもそも社長自らが営業も制作も出来るって他社ではお見かけしないぞ)

価格だけの戦いなら負けてしまいますが、トータルの仕事内容では数百人規模の印刷会社にも負ける気がしません。…という負け惜しみ(^^;)

とはいえ、厳しい見積合戦に時間をとられて、他のお客様の仕事に遅れが出てご迷惑をかけている状況は良くありません。

本来の仕事に十分時間をかけられるよう、あまりに不毛な戦いには参加しないのも選択肢かも。

でも遠方にある大会社のサラリーマン営業に、地元の仕事を持って行かれるのは実に悔しいなあ…。

そしてウチも北名古屋市外の業者と思われないよう、もっと効率よく働けるよう、西区の営業本部をやめて北名古屋市の本社に全てを集約するかなあ…。本社は敷地だけは営業本部の3倍もあるし…。けど建物が…。

と、本気で考えてしまう今日のイロイロでした。

投稿者プロフィール

たきちゃん
愛知県北名古屋市に住むたきちゃんの日常。

印刷・動画・Web制作の株式会社龍巳堂で社長をやっております(^_^)

仕事や趣味の他各種団体での活動などを書いております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA