イメージしよう
あるお客さんで、ワード・エクセルで作ったデータをそのまま印刷するという依頼を受けました。商業印刷との相性が悪いワード・エクセルのデータですが、最近はまあまあ受け付けられるようになって来ました。
ただデータの内容はともかく、色の問題は相変わらず未解決です。
お客さんは家庭用インクジェットの鮮やかな色で刷ったものを「この色で」と指示されます。ところがその鮮やかな色は、普通のオフセット印刷機の4色印刷ではどうしてもくすんでしまいます。
この説明がなかなか伝わりません。中間にひとりいると、さらに話は伝わりにくくなります。
「素人が作ったものを、なんでプロが再現出来ないの?」と言われるのも分かります。安く大量に作るものと1枚ずつ高いコストで作るものとでは、印刷方式に違いがあると言えば良いのでしょうか。
印刷の仕事って、昔の方がやりやすかったのかも知れません。工程は大変でしたが、素人さんが介入出来ない部分が多かったから。
便利になって苦労が増える。世の中の矛盾の一つですね。
投稿者プロフィール
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愛知県北名古屋市に住むたきちゃんの日常。
印刷・動画・Web制作の株式会社龍巳堂で社長をやっております(^_^)
仕事や趣味の他各種団体での活動などを書いております。
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